(闘病の過去ブログです)
平成22年9月5日
突然、
癌です。
手術です。と言われて、
落ち着いている人はいないし、動揺しない人はいないだろう。。。
激震が走る人、泣く人、無言の人、落ち込む人…
きっと様々だと思う。
私は癌と言われて(生活習慣などに)心当たりがあったので、何となく分かっていたけど
心は毎日変化するもので…。
泣きわめきはしなかったけど、
抜け殻みたいになってみたり
急にカーっと怒ってみたり…。変でした。。。
本当に診断はこれであってるのだろうか?
大腸全摘出は必要なのか?
誤診なんじゃないだろうか?
なんかの間違いであって欲しい…
とか、どんどんダークな世界に入っていき…。
それを考えているだけで、精神的に疲れてしまい
負のスパイラル状態でした。
気がまぎれるのは動いて何か作業している時と
寝ているときだけ…
それ以外は悶々とした日々でした。
夫はそんな私を心配しているようでしたが
言葉をかけて、なぐさめるとか…そーいう態度に出してどうこうというタイプで
ないので、気持ち的に全くアテになりませんでした。
(人は余裕がないとみんなそんなもんで、私も夫の事を言えた立場ではありませんが…)
手術はいつ頃なんだろうー…
せめて、それだけでも分かったら、気分も覚悟も
固まるだろうなー…。
毎日毎日、堂々巡り。
いっそのこと、今すぐに電話がきて
入院になったらどんなにいい事か!!
と莫迦みたいに開き直ったり…。
夫には話しても、私以上にショックを受けてるみたいで
全然ダメだし。
実母は怒ってばっかりで、『癌になったのはお前のうちの環境や食生活が悪いからだ!』
(まぁ…確かにその通りなんだけど…)と説教ばかり×××
あー、誰か私の話を聞いてください。。。
相槌をうつだけでいいから。。。
本当に今、振り返ると術後に匹敵するくらい
精神的につらい時期でした。
(術後は肉体的につらかった。)
後悔、不安、疑い、迷いで…ぐちゃぐちゃでした。
そして気が焦った私は…。
とある行動を起こすのでした。